婚事記~出会いまで私が如何にして相方と出会い、なぜ結婚したのか。赤裸々に綴りたいと思います。 …本当は、日常に追われて色々なことを忘れてきているから。 うっかりすると記念日まで忘れそうな私。 このままでは5年後、 相方とのラブストーリーがきれいさっぱり消えてしまうかもしれないという 危機感に迫られているから。 平々凡々な話なので、 最初に断っておきますがあまり面白くないはずです。 つまらないと思ったらとっととどこかに行っちゃってください。 ******************************************* 専門学校最後の年に付き合った彼氏には、私の他にもう一人彼女がいた。 彼は平日は私の通う町に住み、週末は、彼女の待つ地元に帰る生活。 それまで、二又男とだけは付き合わないと豪語していたのに、 何故だか彼とはズルズル一年ちょっと付き合った。 いっぱいゴタゴタして、お互いに傷つけあったけど、 それだけじゃなかったな。 今思うと、幸せな事の方が多かった。 あんなに好きだったのに、 結局私は全てを捨てて彼と歩く未来を選ぶことができなかった。 タイミングの問題だったと思う。 あれがちょっとでも早かったら、あるいは遅かったら、 私は彼の申し出を受けていたと思う。 でも、彼が言ってくれたその時、 私には全てが遅すぎるような気がして、 どうしても頷くことができなかった。 もし生まれ変わったら、 今度は絶対に一番最初に私を見つけてね。 その時まで、ずっと待ってるから。 ある意味ホラーだけど、 私の口から出たとは思えない健気な約束をして、 私たちは別れた。 その1ヵ月後、 私は勤め始めた仕事を辞めた。 人間不信になって、精神的にボロボロになって、 欝になった。 彼がこの時言ってくれたら、私は頷いていたかもしれない。 とにかく、私は彼と別れて、仕事もなくして、 引き篭もりになった。 それが現実。 それから約1年半、私の人生の冬の時代(笑)。 正直、ほとんど記憶がない。 家族や友達に支えられて、段々正気を取り戻した私は やがて少しずつバイトをはじめ、そのお金を元手に パソコンスクールに通って資格をとりまくって、 2000年秋、やっとの思いで再就職を果たした。 その職場にいたのが、相方だった。 第一印象は、 大男+目が血走っている+マスク=アヤシイ人。 彼の下でがんばってもらうから、という社長の一言に、泣きたくなった私。 最初は午後からだけだったのだけれど、 誰も話しかけてもくれないし、話しかけてもすごく冷たいしで また欝になりそうに・・・。 しかし、もうキレてた私は、 アルコールとタバコでストレスを発散しながら、、 なんとかそこで踏みとどまった。 仕事から帰って、酎ハイ500mlを3本。毎晩。 土・日になると、その倍。(これは、単に開放感からかな。) 当時はタバコも吸ってたから、当たり前に本数も増えた。 給料が、お酒とタバコとガソリン代に消えていってた。 それでも仕事を続けていると2ヵ月後位には、 だんだん会社の人間関係も良くなってきて、 上司でもあった相方とは、色々プライベートな話もするようになった。 この位からかな、少しずつ相方を意識するようになったのは。 当時相方には5年付き合ってた彼女がいた。 さすがに前回と同じ轍を踏む程馬鹿じゃないから、 深入りする前に、決断を相方に委ねた。 だめならだめでしょうがない、 あの時と同じ真似だけは絶対にしないと決めていた。 ジャンル別一覧
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